COVID-19疑いで即挿管となり感じたこと

COVID-19疑いで患者さんが緊急入院。 あくまでも疑いで確定診断はついてないものの COVID-19に基づいて受け入れを行いました。 その時、思ったこと。 ①まずは感染症室を開けないといけない。 →当院は感染症室が少ないため、軽症者を別病棟の専用部屋へ移動。事前に移動準備はしていても本番は慌てます。 ②感染症室が狭い。 挿管等を行うためにモニター等を入れるとスペースが確保しづらい。 よって挿管後部屋を移動しました。 因みに挿管にのために準備しといてよかったもの。 ・ディスポのバックバルブマスク 　→使用後遠慮なく捨てれる ・ビデオ喉頭鏡 　→挿管後直後の聴診が困難なので、より確　　 　　実に行うため有効。PPEの状態での聴診 　　出来ないので特に。 　　ディスポブレード(イントロック等) ・人工鼻 　→COVID-19の呼吸器管理に推奨されてい 　　るように飛沫防止に有効 ・EtCO2が表示できるモニタ 　心電図、血圧、SPO2が計測が同時に計測　 　できるものだとなお便利。当院ではフクダ　　　　　　 　電子のフィルターラインセット(ディスポ)を 　挿管時に使用。 ・ビニール袋 　片側だけを切り開いて頭巾のような形に　 　し、人工鼻交換時の飛沫防止に使用。 などなど 現在、入手困難に陥りそうなもの。 ①一部メーカーのビデオ喉頭鏡のバッテリー ②人工鼻用のシンプルな呼吸器回路 ③挿管チューブにつなぐカテーテルマウント ほぼ入手困難なもの ①フェイスシールド ②N 95マスク ③防護服またはガウン 現在、思いつくものをひとまず記載させて戴きました。もし参考になれば幸いです。 乱筆で申し訳ありません。